6月22日にライブ配信で、hasselblad社は中判デジタルの機能をミラーレスと融合した世界初のカメラX1Dを発表した。あれから、4ヶ月その正体を見に行って触れてきた。
・小さくてコンパクトの仕上がり
勿論、中判ミラーレスカメラということでボディの重さは725g。
自分の205TCCにデジパックやPMを付けた2㎏を大きく下回る。
・3型の液晶モニターでタッチパネル方式。
・センサーサイズは、43.8×32.9mmでフルサイズセンサーと比較しても約1.66倍大きい。センサ―は、〇〇〇熊本テクノロジーセンターで生産のCMOSセンサーを採用している。
・連続撮影枚数が最高約2.3コマ/秒ですので、スポーツ撮影には厳しいかも。
・記録メディアのスロットは、SDカードが2枚(現在32Gと16G メディアが推奨らしい)あるが、CFの実装の方が書き込みが速いと思われるが、スペース上で却下か...
・レンズシャッターで1/2000秒まで全速ストロボシンクロ同調しニコンのストロボと互換があるらしい。(ニコンユーザーでないので、使用機器などの詳細は不明)
・まずは、XCDレンズは45mm F3.5と90mm F3.2の2本から...。
Free状態。
感想については、私個人の意見として述べているので、参考になるかは......。
現在、日本国内にて販売されているミラーレス機と同じ感覚を持ってはダメ。
っというのも、日本製品については様々な機能が小さいボディに凝縮されているが、舶来物については基本素晴らしい写真が撮影できればいいという造りに感じる。
例を上げるとするなら、某カメラみたいに防振機能は搭載していない。
AWBもない。その場の光をみて、個々に選択。
レンズ本体にフォーカスのAF・MUNの切り替えは無い。等々。
因みに、マニュアル時フォーカス合わせについての拡大させるボタンはあるが、リレーズボタン半押しでは解除されない。その拡大された画像は防振が無い為、残像が残る様な感じで酔ってしまう。(目が疲れる)
液晶のビュー画面への立ち上がりが遅く、ストレスを感じてしまう。
ただ、批判するわけではないが、この機能を十分自分の中で理解し納得すれば、コンパクトであり高画質であのだから、素晴らしい写真撮影の道具として最高の機材であるかと感じる。
(まだ、205TCCが現役だし......)
by sarutv
| 2016-10-21 09:22
| Hasselblad ボディ・その他